余白を彫るとき、年輪のような彫り跡になるように彫る彫り方をバウムクーヘン彫りといいます。(勝手に僕が言っています)
動画を用意しましたのでどうぞご覧ください。
枯山水のような美しさがあります。余白の真ん中に少し印面が残るような図柄でも、美しく見えます。
洗濯板のように彫った場合、線と垂直方向への曲げに弱くなりますが、この彫り方だと全方位に対して満遍なく強度を 確保することができます。
ただし、余白自体が図面に対して偏っている場合はその限りではありません。
例えば、キャラクタが水平方向に走っている図柄の場合、余白の彫り跡を垂直方向に残すと何となくスピード感が出ません。
バウムクーヘン彫りならどんな絵柄でも、彫り面全体に安定感が出ます。彫り方に迷ったらバウムクーヘン!
洗濯板のように彫るのと比べ、余白が大きくなるほど作業時間がかかる傾向にあり、5cm四方以下くらいの余白に向いていると思います。
ただし、手間相応の彫り跡の美しさはあると思います。
余白の彫り方は直接押印結果に関係のあるものではありませんが、副産物として余白の表現や強度などがあります。 バウムクーヘン彫りには安定感がありますので、彫り方に迷った時は是非試してみてください!